とも猫物語プロジェクト

物心がついたころから動物好きの父の影響で常に私の周りには動物がいた。

最初の猫は「コロ」、昔ながらの猫でネズミやトカゲなどを家に持ち込み、私たち家族は よく驚かされたものだ。
冬は櫓こたつの上に丸くなり、太っていたコロはよくこたつから転がり落ちていた。ペットフードのない時代、雑魚がご飯だったが時にないときには、いつまでも餌をねだって困ったものだった。

時代は移り現代の猫は完全にペット化した。

港町に猫がつきものと言われる。これは、船に住み着くネズミを追い払うものだったようだ。
鞆にも猫ちゃんたちが多く住む。私たちが本格的に猫保護を始めたのは、8匹の猫ちゃんが 置き去りにされ、近所トラブルが起こってきたことだ。人間、猫ともお互いに共存できないものかと考え、猫ちゃんたちを要害の上まで導いていった。つまり「崖の上の猫」だった。

最初は松居と藤本でお金を出し合って、避妊、去勢手術をしていた。昨年(2018年)からは福山市の愛護センターと地域猫契約を結び、その支援を受けている。また、募金箱を設置し、猫ちゃんたちを愛する方たちの募金でのみ取り薬や病院の費用などに充てさせて頂いている。しかし、外猫ちゃんたちの環境はそれでも決して良好とはいえず、この度、藻谷浩介氏の好意で小さな小屋をお借りし、猫シェルターハウスを作ることにした。


猫たちが安心せて暮らせるようにキャットシェルーターを作りました。
病気の猫を隔離して保護できるケージや室内でも運動不足にならないようにキャットタワーやキャットウォークをつくりました。
また壁は天然の木材を床には衛生的にクロスを敷いています。


鞆の浦の猫たちの日常をまとめた本を作りました。
保護猫活動に賛同いただき3000円以上ご寄付くださった方に差し上げています。

寄付

中国銀行鞆支店
普通 口座番号1112277
名義人 特定非営利活動法人鞆まちづくり工房
お振込みいただきましたら、お手数ですが
お名前、送り先等を下記までメールください。
tomo-iroha[at]dream.jp ([at]@に置き換えてください。)
担当松居宛

鞆の浦でも町中で猫を見かけることがあります。
事務所の周りでもいつの間にか猫が増えていました。
猫たちが病気にならないように、また地域住民の方とトラブルにならないように保護猫活動を行っています。